ローカルエリートはいるか? 何だかんだと言いながらも、また本を購入してしまった。 毎日新聞11月20日の「今週の本棚」は藻谷浩介の評による『次の時代を、先に生きる。』(高坂勝著・16年11月・ワニブックス)である。「洗脳解除し、生活のステップアップに」はこの評の見出しである。 全くこういう本には弱い。以下、藻谷から引用する。 (引用開始) 著者・高坂… トラックバック:0 コメント:0 2016年11月25日 続きを読むread more
『マルクスの心を聴く旅』 ~ 内田樹らのマルクス聖地めぐり~ 今回は『マルクスの心を聴く旅』(内田樹+石川康宏+池田香代子・16年9月・かもがわ出版)で、実際にツアー(団体旅行)を組織して八泊九日でドイツ、イギリスを巡った見聞録でもある。 実はこれも老後の課題なのだが、「搾取された労働」について「無償の労働」としてとらえ直そうと思っている。結論も用意… トラックバック:0 コメント:0 2016年11月06日 続きを読むread more
『過去をもつ人』 荒川洋治 そんなに律儀な性格ではないはずなのに、借りてきた本はよく読んでいるのに比し、買った本にはエサをやらない、読まない(=積ん読)状況が続いている。全く読まないのではないけれど、チラ見で安心してしまう。繁く図書館に通うようになってからは、その傾向が激しい。 というわけで、今回は荒川洋治の本『過去をもつ人』 (16年7月・みすず書房)である。… トラックバック:0 コメント:0 2016年10月08日 続きを読むread more
『議会答弁心得帖』 古い本だが未だに本質は変わらず? 書籍などを整理していると、トンデモナイ本にぶつかる。こうしたトンデモナイものは中々捨てがたいので困ってしまう。捨てたら最後、最早入手が不可能だからだ。 今回は例の築地問題に関して、タイムリーな書籍を一冊ご紹介する。公務員の業界内幕ものというべきか、篠崎俊夫の『議会答弁心得帖』(84年9月・ぎょうせい)である。理事者(=公務員用語で議会… トラックバック:0 コメント:0 2016年09月29日 続きを読むread more
『伝言』 永六輔 話の人 間の人 声の人 時折、永六輔の本を借りてきている。 気づいたのは、永さんは、文字の人ではないということである。当たり前じゃないかと言われるかもしれないが、改めて感じたのである。パーキンソン病で声が不自由になって以来、どんなにか辛かったのだろうと今さら慮ってみる。 晩年のラジオ番組ではその分ゲストの声を引き出すことに努めていたように思えた。 今… トラックバック:0 コメント:0 2016年09月25日 続きを読むread more
中山素平と田中角栄 財界ビジネス小説は不得意科目であるので、近づかないようにしてきた。あまりにそれらしいストーリーが語られることも多いとの偏見も作用していた。要するにインサイドストーリー(内幕小説)で、なおかつ、後からならそれらしい辻褄合わせがいくらでも可能だからだ。黒子のはずの作者が一番威張っているように思えるのだ。 今回読んだのは、『勁草の人・戦後日… トラックバック:0 コメント:0 2016年09月16日 続きを読むread more
『コンビニ人間』村田沙耶香 今回の芥川賞である。この『文藝春秋9月号』もコンビニで買った。近くのMでも3冊程度は置いてあるのだ。 他誌との販売日の競合やスペースの関係からか、週刊誌は2日も放っておくとなくなってしまうが、月刊誌は息が長い。特にこの手の雑誌は、いつまでも残っていてくれそうだ。 それはともかく、内容である。 36歳18年間勤続のベテランである… トラックバック:0 コメント:0 2016年08月30日 続きを読むread more
融通無碍のプロ 永六輔 先日お盆で、帰省しました。今年は何と言っても『真田丸』。上田市の『真田丸』関連の展示を見にいった。日本史と世界史がつながらないのは、昔からだが、お粗末ながら、家康の没年がシェークスピアと同じだったんだと気づかされた。阿刀田高に教えられたシェークスピアの生年と没年は「人殺し色々」(1564-1616)だった。 というところで、お盆に… トラックバック:0 コメント:0 2016年08月23日 続きを読むread more
戦争とテロを巡って ~「殲滅」か「生け捕り(逮捕&裁判)」か~ 本日(20日)の新聞記事で気になったことから始める。 (引用開始) 欧州連合(EU)加盟を目指すトルコは2002年、EU側の求めに応じ、死刑制度を廃止。1984年以来、死刑は執行していない。しかしエルドアン大統領は、今回のクーデター問題などを機に、国民から死刑制度復活を求める声… トラックバック:0 コメント:0 2016年07月20日 続きを読むread more
ゆるい方が平和? 健全? 「正しい社会のあり方」について今回は一つ。 「正しい」とか「あり方」とかジャマくさいという向きもあろうかと思われるが、以下は『超「戦争論」上』(吉本隆明/【聞き手】=田近伸和・02年11月・アスキー・コミュニケーションズ)からの引用である。世のリゴリストたちからは、目を剥いて叱られそうだが、こういう言い方って微妙で蘊蓄があると思う。 … トラックバック:0 コメント:0 2016年07月15日 続きを読むread more
オリンピック招致戦略も実は憲法に関連する問題だった? 『未完の憲法』(奥平康弘×木村草太・14年5月・潮出版社)である。 「もっと発展途上の都市でオリンピックはやるべきである。」と思っていたわたしであるのだが、ここでいう2020東京オリンピック招致に関する「ガバメント・スピーチ」の指摘には改めて驚いている。 この本、かなり評判がよろしいらしい。なるほど、憲法学者と名乗るからには、… トラックバック:0 コメント:0 2016年07月13日 続きを読むread more
『世界標準で考える』(~僕がインテルでやってきたこと~)傳田信行 標題の本を7月になってから古本で手に入れた。06年10月の出版(あさ出版)である。 これには前日談がある。 長野県高校同窓会東京連合会の総会に7月2日、出席し、総会の後、講演会が行われた。 演者はインテル日本社長、インテルアメリカの副社長を勤めた傳田信行さん(1948-)。更級農業高校出身であると紹介されていた。 大学… トラックバック:0 コメント:0 2016年07月07日 続きを読むread more
ああ! リバータリアン女子よ!! これはあくまでも、わたしの個人感覚を出ないものであろうが、わたしたちの世代感覚として、〝アナーキスト〟といえば、左翼の枠をはみ出た若干オドロオドロシイ語感がある。一方日常会話で「あいつはアナーキーな奴だ」という場合には、ちょっと乱暴な、枠をはずれた性格・行動を言っていてさほど、政治的な意味は含まなかった。 最近、〝リバータリアン〟なる… トラックバック:0 コメント:0 2016年06月26日 続きを読むread more